「アルキメデスの大戦」を見てきました
IMG_0334







注目の俳優
・菅田将暉(ファン)
・柄本 祐(顔が好き)
・國村 隼(シンゴジラ以来のファン)
・田中 泯(最強の世界観製造機)


太平洋戦争前の帝国海軍を舞台に
「戦艦大和を製造したい勢力」 vs「戦艦反対派(空母推進派)」の論戦を描いている
櫂直(菅田くん)達は反対派で、戦艦大和建造にかかる見積もりが虚偽である事を立証するために奔走します。
「数学者」という設定ですが作中では造船設計学について一晩で理解したり、見よう見まねで戦艦の図面を描いてしまったりと明らかに「エンジニア」としても天才的素質を持っています。

櫂直は序盤は数学にしか興味がありませんでしたが初めて戦艦を間近で見てその「美しさ」に魅了されます。戦艦の図面を再現する時の真剣な表情、時折浮かべる笑み、これに共感出来るエンジニアは多いですよね

終盤は得意の数学を駆使して論劇を展開、理論で相手をねじ伏せる様がスカッとします。
それにしても菅田くんの演技もさることながら田中泯の世界観は相変わらず素晴らしい
「龍馬伝」の吉田東洋役の時も圧倒されましたが、彼は会議室内で戦ったら地球人最強なんじゃないか?

櫂直は彼に勝つことが出来たのか、映画を見てのお楽しみということで
予告編です↓






以下、雑談(ネタバレ含む
あまりミリタリーは詳しくないんですが、歴史は好きなので少し触れておくと、
当時の日本は空母の重要性に気付きつつも古い概念である「大艦巨砲主義」に固執する人達も多く、巨費を投じて時代遅れとも言える「戦艦大和」を建造。帝国海軍のシンボルとして軍や国民の心の支えとなるも、巨大戦艦であるが故に出撃にも莫大なコストが掛かることなどから、結局活躍する機会もないまま沈められてしまった哀しき戦艦、それが大和。
物語終盤で田中泯がそんな戦艦達の哀しい運命を予期しながらも、彼らに役割を与えようとしていたことが明らかになり、この展開が映画に深みを与えてくれています。

偶然にも先日長崎に旅行に行き三菱重工の造船ドッグなどを見る機会がありました。
私は本業は建築設計士で、船舶にもおそらく建物と通じる物があると思っています。
巨大な建造物ならではの迫力、達成感などは他のものづくりでは体験出来ない物だと思っていますし、自分の計算を元に図面を構築していく楽しさには鑑賞中もとても共感しました。
櫂直のように設計を楽しみ、平山中将(田中泯)のように自分の作る物に愛情を持つことが出来たら僕らの仕事も楽しくなるのになあ

菅田将暉さんの他作品はこちら↓




公式HP↓