ひねくれてtonight 〜ひねくれサラリーマンによる映画レビューブログ〜

今夜もサラリーマンが詭弁を垂れる、皆さんはそれを読む。It’s win-win!!

2019年08月

今日は映画 ベイビー・ドライバー のレビューです




~概要~
『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』などのエドガー・ライト監督のクライムアクション。音楽に乗って天才的なドライビングテクニックを発揮する、犯罪組織の逃がし屋の活躍を描く。『ダイバージェント』シリーズなどのアンセル・エルゴート、テレビシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」などのケヴィン・スペイシー、『Ray/レイ』などのジェイミー・フォックスらが出演。主人公のユニークなキャラクター、迫力満点のカーアクションに注目。

~あらすじ~
幼い時の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされながら、完璧なプレイリストをセットしたiPodで音楽を聴くことで驚異のドライビングテクニックを発揮するベイビー(アンセル・エルゴート)。その腕を買われて犯罪組織の逃がし屋として活躍するが、デボラ(リリー・ジェームズ)という女性と恋に落ちる。それを機に裏社会の仕事から手を引こうと考えるが、ベイビーを手放したくない組織のボス(ケヴィン・スペイシー)は、デボラを脅しの材料にして強盗に協力するように迫る。


~カーチェイス&ミュージックそして青春劇〜
主人公のベイビーは音楽を聴きながら運転をするとハンパないドライビングテクニックを発揮できる。
冒頭の6分間カーチェイスは作中で最もベイビーがノっているシーンでこれを見るだけでも
「カーチェイスかっこええ~」ってなっておなか一杯になると言っても過言ではありません。

従来のカーチェイス映画と言えば
・ワイルドスピード
・トランスポーター
など。またスパイ映画やアクション映画でもカーチェイスシーンを含んだものは多いですが、
それらはたいてい「カーチェイス以外も色々出来ちゃうかっこいい主人公」が演じていることが多いです。

この映画は一味違って主人公のベイビーは車に乗っている時以外は割と普通の青年で、
里親の介護をしたり
普通に恋をしたり
悪事に加担するのをためらったり
お母さんとの思い出のテープを大事に持っていたり
と弱い面、優しい面をたくさん持っています。

そんなベイビーが迷いながらも音楽で自分を奮い立てて車に乗り込み、ドライブテクのみでピンチを乗り切っていく展開が何とも言えず応援したくなります。(ヒロインもかわいいし)

単なる「主人公かっこええ~」のカーチェイスアクションではなく
「がんばれ、ベイビー」!ってなる、言わば
青春劇なのかもしれませんね、ウォーターボーイズみたいなもんです。




~音楽とシーンのマッチング、俺たちはベイビーの味方だよ~


ベイビーは後遺症で耳鳴りがするのでいつも音楽を聴いています。

クルマで逃げる時も、敵と銃撃戦になった時も、彼女のことを考えている時も。

そんなシーンに合わせた選曲がイイ感じで、音楽を通してベイビーの心境を感じることが出来る、おかげで私たちはベイビーにどんどん感情移入して映画に夢中になってしまいます。

終盤はベイビーがクルマから降りて逃げるシーンがあるのですが、
冒頭の完璧なカーチェイスが頭に残っている私たちは
「ベイビーはクルマに乗れば最強、絶対に逃げ切れるはず」
とすっかりベイビーのファンになってしまってます。

なかなかクルマに乗り込むことができずに見ていてハラハラしますが、最後にはしっかり見せ場のカーチェイスで敵と戦ってくれます。
ガールフレンドのデボラとの恋の行方も気になりますね

「青春劇」が見たくなったら「ベイビードライバー」をどうぞ


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今日は映画 ペンギンハイウェイの紹介です。
まずは何も言わずに予告編をどうぞ↓


「夜は短し歩けよ乙女」などで知られる作家・森見登美彦の小説を映画化したアニメーション。小学生の少年が、海のない街に突如現れたペンギンの謎を解こうと奮闘する。主人公の声をドラマシリーズ「バイプレイヤーズ」などの北香那、彼が慕う女性を蒼井優が担当。アニメーション制作会社「スタジオコロリド」が制作し、短編『陽なたのアオシグレ』などの石田祐康が監督を務めた。

~あらすじ~
毎日学んだことをノートに書きためている小学4年生のアオヤマ君が暮らす郊外の街に、突如ペンギンが現れる。アオヤマ君は、海のない住宅地になぜペンギンたちが出現したのか、その謎を解くために研究を始める。そして、行きつけの歯科医院で仲良くしているお姉さんが投げたコーラの缶がペンギンに変身する瞬間を目の当たりにし......
(yahoo映画より引用)



~アオヤマ少年の好奇心、あの頃は何でも冒険だった~
アオヤマ君は好奇心旺盛な小学4年生
理屈屋で研究熱心は彼は考えたこと、調べたことをノートにいつも書き留めます
彼の目下の研究テーマは歯科医院のお姉さんの魅力について
いつもお姉さんのことばかり考えていますが、
アオヤマ君にも私たちにも、これが恋心なのか何なのか、はっきりとは分からないままお話が進んでいきます。

ある日彼の住む町で大量のペンギンが発見される
ペンギンたちはどこから来たのか、アオヤマ君の新たな研究テーマが見つかったのでした。

ペンギンたちについての研究を進めていると、どうやらペンギンはあこがれのお姉さんが出している?ことが判明

お姉さんとペンギンたちについて調べるうちに新たな謎にも直面
アオヤマ君の町で起こる出来事が一つに交わったとき、ある異変が・・・

冒険、謎解き、夏休み、友情、そして初恋
ジュブナイル映画全開だぜ!
aoyama



~魅力的な登場人物たち~
本作は一つの町の中で繰り広げられるお話
登場人物もコンパクトですが、皆魅力的なキャラクターばかりです。

・アオヤマ君
この映画はアオヤマ君の一人称ナレーションのシーンが多く、彼の頭の中に私たちも一緒に入っているかのような感覚で一緒に冒険できます。
彼は理屈っぽい口調でありながら思考回路がとても素直な少年という感じで、学ぶことに一生懸命。大人が見守りたくなるキャラクターですね

・お姉さん
本作の重要キャラクター
大人の魅力あふれる巨乳で長髪の気さくな女性です
アオヤマ君をからかいつつも背中を押してくれたり、一緒に悩んだりしてくれる
アオヤマ君が頑張れば褒めてくれる
少年が憧れる存在そのものですね
「ペンギンを出せる」という不思議な能力について、本人はあまり深刻にとらえておらず、アオヤマ君に対して
「私というのも謎でしょう?君にはこの謎が解けるか?少年」
と問いかけます
この大人の余裕にアオヤマ君は魅せられているのでしょうね
そして映画を見ている私たちもお姉さんに魅了されていきます


・ハマモトさん
クラスメイトの女の子
とても頭がよくこちらも勉強熱心で、アオヤマ君とは波長が合うらしい
不思議な球体「海」について一人で研究をしていましたが、アオヤマ君たちを仲間に誘います。
しっかり者なハマモトさんですが、「海」の研究について大人に知られそうになると相手をひっぱたいてしまうほど気が強いです。
本作の第2のヒロインですね

・アオヤマ君のお父さん
アオヤマ君の性格は間違いなくこのお父さんの教育によるものです
アオヤマ君は研究テーマを見つけるとお父さんに報告することになっているらしく、いつも親子で研究の話をしてはアオヤマ君にアドバイスをしています。
お父さんはアオヤマ君の周りで起きていることの真相をすべて知っているんじゃないかと思うほど、彼の助言は的を得ていそうで、かつ謎めいています。
西島秀俊さんの声が優しいお父さんの空気を完璧に演じてくれており、「こんなお父さん欲しい」ってなりますね


その他にもウチダ君やスズキくん、アオヤマ君の妹などのかわいい子供たちが物語を盛り上げてくれま

余談ですが、本作は大人たちに名前が付けられていません(主要キャラクターのお姉さんですら)
一方で子供たちにはウチダ君やスズキ君たちにも名前があるってことで、「子供たちの世界で繰り広げられている感」がこんなところにも表れていますよね


~透き通った少年の心の中を表しているかのような映像と音楽~
冒頭から流れるオーケストラ、青空バックのお出かけシーンなど、毎日にわくわくしている少年たちの夏休み感が完璧なまでに表現されています
純粋なアオヤマ君の表情、お姉さんの包容力など、登場人物たちのキャラクター性もしっかりと伝わってきます

物語終盤は壮大な街をペンギンたちと滑走するシーンもありますが、この辺りのシーンの爽快さはぜひ見て頂きたいです。







本作はprimeビデオはありませんが、U-NEXTで視聴できます。一か月は無料で使え、即退会もOK!ペンギンハイウェイのために入会しました^^;






個人的に歴代No.1かもしれない映画なので、今回では書ききれないってことで、ネタバレなしの紹介記事としました。
続きはいずれ書かせていただきます。








皆さん、夏と言えば?
そう、ゾンビ映画ですね

今日は映画 
「アイアムアヒーロー」 の紹介です。

まずは予告編をどうぞ↓




【あらすじ】
漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄(大泉洋)。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美(有村架純)と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪(長澤まさみ)という勝気な看護師と顔を合わせる。(yahoo映画より引用)


~帰ってきた王道ゾンビ映画~
皆さんはゾンビ映画と言えば何を思い浮かべますか?

私はやっぱり「バイオハザード」です

世代によって分かれますよね
もっと若い人たちは「ウォーキングデッド」でしょうか?(ドラマですが)

そして上の世代の皆さんはきっと
「ナイト オブ ザ リビングデッド」でしょう
ジョージ・A・ロメロはゾンビの産みの親ですからね。

私たちバイオ世代からするとゾンビ映画は「モンスターパニック映画」のジャンルになってしまっています。これもまあ面白いのですが、やはりゾンビ映画と言えば
ゾンビから逃れてショッピングモールに立てこもる→その小さなコミュニティの中での醜い人間ドラマ
が見どころです。

そしてこのアイアムアヒーローはそんな元祖ゾンビ映画のセオリーを完備している
「王道ゾンビ映画」なのでした



~日本版ゾンビ映画~
皆さん、ゾンビと戦う際には気を付けてくださいね、接近戦はだめです
噛まれたらゾンビの仲間入り
近づいたら大勢で襲い掛かられてあっという間にジ・エンドオブザデッドです

だからゾンビ映画はだいたいみんな銃で戦ってます。
しかしここは日本、銃なんてそこら辺に落ちてません
アイアムアヒーローの世界でもみんな頑張ってオノ、バール、ゴルフクラブなどで戦ってます。

主人公ヒデオ達が行き着いたコミュニティでは唯一の飛び道具である「ボーガン」を持っている伊浦という男が主導権を握っていますが、より強力な武器を求めていました。

その貴重な銃を持っているのが主人公ヒデオ
彼は射撃が趣味で銃を所持、ゾンビパニックが起きた際もしっかりと持参してきました。

ヒデオはコミュニティに入れてもらうに当たって銃を伊浦に引き渡します
この銃をめぐっての主導権争いは日本版ゾンビ映画だからこそ描けた部分と言っても良いかもしれません。





~見どころは、有村架純と長澤まさみ!と言いたいところですが~
わたしが一番好きな登場人物は陸上選手ゾンビです。
アイアムアひーろー

ゾキュンたちは人間だったころの習慣をひたすら繰り返す習性があります
例えば買い物ばかりしていたおばさんゾンビはゾキュンになった今もウィンドウショッピングをし続ています

そして陸上選手ゾンビはひたすら走り高跳びを続けています。
人間の頃よりもジャンプ力が上がっていて、主人公達のバリケードを跳び越えるまでは行かないまでも、相当な高さまで跳んでいます。
ゾンビになっても高跳びがやめられないというストイックさ、そしてジャンプして落下して身体ボロボロ、という気味悪さもクセになりそうなキャラクターでした。


~ストーリーに全然ふれていませんでしたね~
以下、若干ネタバレありで書きます
ヒデオ君は銃を持っていながらそれをゾンビに対して使う勇気がなく、逃げ回ったり、半ゾキュン化して強くなったヒロミちゃん(有村架純)に助けられるなどして何とか生き残っていました。
そんな自分がイヤで葛藤するのですが、実際にはなかなか行動できません

終盤になってヒロミちゃんやヤブさんを助けられるのは自分しかいない、となって初めて彼は銃を手に取ります。射撃の腕前を十二分に披露し、ゾキュンたちを一蹴。最後の最後で不甲斐ない自分との決別を果たすことができました
何とシンプルなストーリー!
ゾンビ映画なのでこれくらいでいいんです!

それにしても有村架純の半ゾキュンは普通に美貌を保ってて全然怖くない
有史以来一番きれいなゾンビかもしれませんね

そして終盤のゾンビパニックで活躍してくれるのは「陸上選手ゾンビ」
身体能力が高く迫力のあるアクションシーンを演じてくれます。
彼の薄気味悪さが際立って目が離せません

ゾンビアクションもしっかり入れてくれてゾンビ映画ファンの心をしっかりつかんだ名作です。
ぜひご覧ください






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【概要】
ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。

(yahoo映画より引用)












・マットデイモン渾身のアクション映画
セガールアクションやジャッキーチェン、ミッションインポッシブルシリーズなど、スパイアクション映画は比較的ポップな雰囲気で敵を倒していくが、本作は終始シリアス。
主人公達が感じている逼迫感「この場を乗り切らないとマジにヤバイ」という雰囲気が見ている私たちにもハラハラドキドキを与えてくれ、目が離せない作品です。
ボールペンでナイフを持った敵を倒しちゃうのかっこよすぎ!


・スパイアクションだけじゃない
本作の面白いところは主人公が信じられない強さを持っていながら、自分でその理由が分からないという所。
この映画はアクション映画であると同時にサスペンスでもありヒューマンドラマでもあるのだ。

ボーンは記憶を無くしていて自分が何者か分からない。
それなのに警察に追われ、殺し屋に追われ、トラブルに巻き込まれていく。
その度に身体が勝手に動いて敵を倒せてしまうのだ
そんな自分に戸惑うボーン、戸惑いながらも頭は勝手に働き今何をすべきかが自然にわかってしまう。

自分がなぜ追われるのか、向かってくる敵は誰なのか、次第に明らかになっていく中でボーンは
「もう戦いたくない」と弱さを見せる。

どんなに腕っぷしが強くても、ピンチを切り抜ける頭脳があっても、自分が何者か分からないことには耐えられない。ボーンの心の迷い、弱さ、を描くことでストーリーに深みが出ています。



ちなみにボーンシリーズは計4作(レガシーを入れると5作か)ありますが、私は断トツでこの1作目が好きです。自分が何者か分からない状態で切り向けていく展開はこの1作目だけで、シリーズでヒューマンドラマ性が一番高い作品になってます。


さて、そろそろボールペンで戦う練習でもするか
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佐藤健、宮崎あおい、濱田岳らが送る
自分の人生について前向きに見つめ直せる映画です











余命わずかであると知らされた主人公の前に自分そっくりの自称悪魔が現れる。
彼は大切なものと引き換えに一日寿命を延ばしてくれるという。
主人公は自分の死が受け入れられず取引に応じる。

大切なものが消えると同時にそれに関わる大切な人たちとの思い出が無かったことになっていく。

彼にとって猫は家族との思い出を語る上で欠かせない存在だった。猫が消えると言われ、改めて両親との思い出を振り返ることができ、自分の死を受け入れるに至ったのだった。

主人公はおそらく私と同じくらいの年齢設定だろうと思う。自分がもし死を宣告されたら果たして受け入れられるだろうか。「まだやりたいことがたくさんあるのに」と生にしがみつきたくなるのではないかと思う。

しかしこの映画を観て、
人は「思い出を分かち合える一人の女性」、「好きなものについて語り合える一人の友人」、そして「自分を育ててくれた両親」との思い出さえあればきっと穏やかに最後を迎えられるのではないかと感じた。

誰もがうらやむ楽しい人生を歩むことはとても良いことなのだろう。しかしそれを実現出来ないからといって悔やむ必要もなければ劣等感を感じる必要もないのだ。
最後に振り返ることが出来る思い出さえあればきっといい人生だったと思えるはずなのである。自分らしく自分の好きなことで思い出をつくっていけば良いと思わせてくれる、そんなお話でした。




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