ひねくれてtonight 〜ひねくれサラリーマンによる映画レビューブログ〜

今夜もサラリーマンが詭弁を垂れる、皆さんはそれを読む。It’s win-win!!

カテゴリ: 雑談

ひねくれてtonight ~ひねくれサラリーマンによる映画レビューブログ~

このブログは 映画好きな私がレビューを紹介し皆さんが
「今夜見る映画」
を決める一助となれればと思い立ち上げました

今はまだ記事数も少ないですが、観賞した映画はすべてレビューにしていきたいと思っていますので、
「久しぶりにTUTAYAで何か借りたい」
「prime videoに入会したから色々映画を観たい」
など、おススメ映画を求めている時に訪れて頂けると嬉しく思います。



筆者のプロフィール
30代に突入したサラリーマン
理系人間ですが、映画や小説などのエンタメは大好きで、感激屋な面があります。
もともと映画に関しては批判的な感想は持ちにくい性格で、

・作成者の皆さんがどんな所をこだわったのか
・どんな風にこの映画を楽しめるか

といったことに着目するタイプです
辛口な映画批評ではなく「それぞれの映画の良さ」を伝えていけるように努めていきます。

では今日から皆さんの映画NAVIとなれるよう、頑張らせていただきます。




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かんべえです
今日は日本の都市と地方の話です。
皆さんは日本の東京一局集中に対してどのように思われますか?

日本は古くは明治時代の頃から国家としての機能を東京に集中させて来ました。当時日本は欧米列強による侵略から国を守るため、強い国家体制を早急に作る必要がありました。そのためには機能を一箇所に集中させることが最も効率が良かったのです。

国家が成熟した現代でも当時の形が維持されており、政府や中央銀行などの行政機関だけでなく、様々な主要企業の本社までもが東京にあるという状況。これにより人間も東京近郊に集まり、首都圏に人口が密集してしまっているのです。

これは日本が急激に発展した事の弊害と言っても良いかもしれません。
明治以前の日本は各藩を大名が独自に治めており、地方が力を持っていました。薩摩藩や長州藩が手を組んで倒幕を果たせた事を見ても当時の地方の活力が見て取れると思います。
もし幕末期の欧米列強の脅威がなく、ゆっくりと日本が発展していたら、各々の地方が競い合いながら発展し、日本の要所に経済都市があり、自然な形で企業や人口が分散されていたのではないかと思います。

とは言え一度今の形で国が発展した以上は「たられば」の話でしかありません。
今の東京一局集中の形にはどんな弊害があるのかを見ていきます。

まず、不動産価格の過上昇がありますね
東京は地価が高く都心に行けば行くほど富裕層しか住めない世界になっていきます。一方で企業は都心に固まっていますから、中流階級のサラリーマン家庭は郊外に暮らし、お父さんは満員電車に乗って1時間前後かけて毎日通勤している、というのが首都圏における現代の一般的な暮らし方ですよね。
最近は特に「時間を有効に使う」ことに対して問題提起されており通勤にそこまでの時間と労力をかけ、ストレスを抱えることは貴重な時間のロスだ、と言われます。
まあそこまで24時間フルに有効に使おうとするのも逆にストレスになりそうですが、通勤時間が短く済んだり、満員電車に乗らずに済むのならばその方が良いのは間違いないと思います。

また、人口の集中による保育園の不足による待機児童問題なども挙げられます。
子育て世帯が東京に多いのは進学や就職に伴って上京してきた若者が多いからですよね。
一般的に地方ほど少子高齢化が進んでおり、待機児童も少なくなる(というか地方にはそんな問題は存在しない)と言われています。
また、首都圏には共働きの世帯も多く、働きながら子供を育てることは多くの家庭の負担となっています。子供を育てるのが大変で、自然と各家庭の子供の人数も少なくなりがちです。少子化が進む原因となっていることは間違いありません。




では、地方がより活性化し、東京一極集中が解消されるにはどんなことが必要でしょうか。


まず、政治をもっと地方主導で行えるようにすることです。
今はとにかく国と地方のパワーバランスがはっきりしてしまっており、地方は国からの交付金が無ければ成り立たない財政になっています。
 例えばアメリカでは各州がそれぞれ税金を定めることができ、企業の誘致や住民の引き寄せに対して自治体同士が競い合っています。日本でももちろん地方ごとに税率を定められますが、やはり地方自治体の権限が相対的に低いことから地方の税収は安定せず、国に頼らざるを得ない状態になっています。 
 中央政府の役割は国にしかできない分野に限って他はなるべく縮小し、住民や企業に対する政策は地方自治体に任せるべきではないかと思います。これにより自治体同士の競争の効果で地方政治の質も高まり、地方経済の活性化が図れるはずです。


また、テレワークなどの遠隔労働を普及させることも効果があると考えます。
実際に作業を行うのは自宅でも可能なのに毎日オフィスに通っているという人は多いと思います。
インターネットがこれほど普及した現代において必ずしも全員が会社に集まる必要性はないでしょう。例えば週に1回打ち合わせをする日を決めて通勤、残りは自宅で作業する、などの形態が出来れば、「会社が都心にあっても自宅は馴染みのある地方に持つ」ということが出来、無理して窮屈な首都圏に暮らす必要は無くなります。
また、そもそもスカイプなどでweb会議ができるのですから、あとは働く側がこれに慣れさえすれば直接会って打ち合わせする頻度はもっと少なく済むでしょう。


というわけで私は
・地方分権(政治面)
・リモートワークの推進(企業面)
の二点が重要と考えてます。
地方分権については大阪維新の会や旧みんなの党などが「道州制」などを掲げていましたね。
あれらは財政的合理性から提案がされていますが、私はもう一つの視点からもこの政策を支持しています。
それは「地方ごとに特色の異なる発展をすることで日本が面白い国になるのではないか」という考えです。



私は地方出身ですので、各地方がもっと活性化してほしいと願っています。
特に歴史上栄えていた都市であったのに現代では元気が無くなっている街などを見ると、「なんてもったいないんだろう」と思ってしまいます。東京一極集中が無ければもしかしたら当時の街並みやその街独特の風土、風習をもっと色濃く継承した面白い都市が地方にいくつもあったかもしれないのです。


 今ならばまだそんな地方都市に元気を取り戻すことも出来るかもしれませんが、この先何十年も今の形が続いたら、首都圏への人口の集中はますます進んでしまうでしょう。地方都市がただの観光地域になってしまう前に、地方分権を進めて面白い日本が再形成されてくれると良いですね








最近は副業という単語が巷でよく聞かれますよね。
「自分も何か始めてみたい」と思っている方も多いと思います。

調べると投資やアフィリエイト、せどりなど、様々な副業が紹介されています
どれも立派に「仕事」と呼ぶべきものとは思いますが、副業すること、又はそれを人に自慢する事に意識が行き過ぎてしまい、「自分が本当にやりたいこと」を見失ってしまっている人を最近よく見かけます。

例えばマンション投資
不動産屋の勧誘に乗せられてマンションを2つも3つも買ってしまうような人がいます。
「自分は不労所得を得ている」と得意げに話してきたりしますが、そんな人には
「君は不動産屋になりたかったの?」と問いたくなります。
不動産屋になりたいとまでは言わなくても、せっかくローンを組んでまで投資をしようというのだから、利回りやその物件の価値などを自分できちんと吟味してから買うべきでしょうに、「不動産屋が言うから大丈夫だ」とか「銀行がローンの審査を通しているのだから良い物件だ」などと言っていたりします。これでは不動産屋の良いカモです。儲かるかどうかは運次第というところですよね。
 第一借金をしてまで投資をするというのは正しいのでしょうか?
例えばローンを抱えた事によって、転職がしたくても年収が下がるところには行けない、やってみたい仕事にチャレンジ出来ない、といったこともあるでしょうし。
不労所得を得るためにお金の奴隷になってしまってませんか?と思ってしまいますよね。


また、いきなりFX投資を始める人などにも違和感を覚えます。もともと投資というのは「何か事業を始めたいがお金が足りない人」に対して、お金のある人が資金を提供しその事業が成功したら見返りを貰う、というものだと思います。さらに言えば投資をする側はその事業に魅力や可能性を感じることによって資金を提供するのです。
 よって私の考えでは株式のデイトレードやFXなどは投資ではなくギャンブルに近いものと思っています。完全に運ではないことはわかりますが、結局自分が得をすれば誰かが損をしている、ババ抜きのようなものですよね。誤解の無いように言っておきますが、これらの仕事を否定するわけではありません。上記の事を理解した上で行なっているのであれば、株や通貨がどのような動きをするのか、と言った知識も他の場面で役立つこともあるでしょうから、チャレンジしてみても良いと思います。

私自身は投資というものはある程度長期でやらないことにはその本来の意味から外れてしまうと思いますので、株式や投資信託の長期保有などの方法を選択しています。


「副業」というものを始めるに当たって「ただ儲ける事」や「人に自慢したいという気持ち」が先行してしまうと、上記のような「本当にやりたいことなのかよく分からない物」を選んでしまい結果として失敗して損したり、「黒歴史」になってしまったりするのです。


せっかく「なりわい」を始めようとするのですから、
・自分の好きな事
・自分のためになる事
・社会のためになる事
をしていきたいですよね。
特に3つ目は重要だと思います。
ビジネスというのは何かを求めている人に対して何かをもたらす事であり、
そのためには「この業はどのようにして相手に利益を与えているのか」仕組みをきちんと理解して行うべきだと思います。

今日は副業について私の思う所を述べさせて頂きました。
副業についての書籍も沢山出版されていますが、「何から始めていいか分からない」という方は、まずは自分が楽しめて長く続けられそうなものを探す事から始めると良いかもしれませんね





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かんべえです。
最近働き方改革に力を入れる企業が増えてますね
私の勤め先も元々は終電当たり前のブラック業界でしたが、最近は「早く帰るように」と促されるので従来に比べて残業は減ってきています。
会社によっては20:00でPCの電源が切れて強制退社、なんて所もあるとか

Noと言えない日本人にとっては強制的に帰らせるくらいやらないと定着しないでしょうから、これくらいでちょうどいいのかもしれませんが、やはり
「そんな事言われても仕事が終わらない」
「残業代が減ると生活が苦しくなる」
などの声も相変わらず良く耳にします。

日本人は元々仕事に打ち込む人種で、欧米人のように「労働は苦行だ」とする価値観とは違った心持ちで働いてきました。特に明治維新や高度経済成長など、国の存亡の危機に直面した時の日本人の「働く力」はすさまじかったものと想像してます。先人達には頭が上がりません。

しかし平和で豊かな暮らしを長い間続けてきた現代の日本人にとって労働はいつしか苦しいものへと変わってしまいました。プライベートでは様々な娯楽が増え、「働くよりも遊びたい」という感情が勝ってきています。


しかし、仮に一生遊んで暮らせたら人間は幸せなのでしょうか?
宝くじに当たって仕事をしなくても暮らしていけるようになったとして、楽しい人生を送ることが出来るのでしょうか?
私だけではなく多くの方がこの問には「多分Noだ」と答えるでしょう。


私は人間というのは「達成欲」を持つ生き物だと思っています。
人間ははるか昔から何かを成し遂げることで繁栄し、科学を発展させ、暮らしを豊かにしてきました。
大きなことを成し遂げた人も居れば日々小さな「達成」を積み重ねて生きた人も居たことでしょう。

しかし人類が繁栄し様々なことがシステム化しなければ回らなくなった現代においては「自分で何かを成し遂げている」という実感が持ちにくい仕事であふれています。また、その職種自体は好きでも、社内政治などの厄介な問題が絡んでいるプロジェクトにはやる気が出なかったりということもありますね(そういうプロジェクトは得てして生産性の無い検討をやらされたりということが多い気がします)

そんな中私たちにとって期待が高まるのはやはりAIや自動化の技術革新ですね
堀江貴文氏、落合洋一氏の共著「10年後の仕事図鑑」の中で、面倒な仕事は今後どんどん機械がやってくれるようになり、人間はクリエイティブな仕事のみをすればよい時代になる、といったことが書かれています。

確かにクリエイティブなことをやっているときは仕事は苦痛に感じないし、逆に単純作業で残業しているときほど仕事が捗らない物はないと思います。

今はIT技術の発展を心待ちにしながら「こんなことを機械がやってくれたらいいな」とか、夢を膨らませるばかりですね





かんべえです

百田尚樹 著 「夏の騎士」のレビューです
この小説は
「大人が夏休みに読むべき自分見つめなおしストーリー」です

本作は小学6年生の主人公の一夏の思い出を描いた作品
友達とともに小さな出来事を通して「勇気」を手に入れていく物語です。

表紙+冒頭の6行で完全に引き込まれます。


夏の騎士

勇気それは人生を切り拓く剣だ。
ぼくが勇気を手にしたのは昭和の最後の夏だ。あれから三十一年の歳月が流れた。平成は過ぎ去り令和となり、十二歳の少年は四十三歳の中年になった。
今もどうにか人生の荒波を渡っていけているのは、ほんのわずかに持ち合わせた勇気のおかげかもしれない。

主人公たちは小学生ですが、これは私たち大人に向けられた物語でしょう
この小説に対してあらすじのようなものを説明するのも無粋なのですが、軽く触れつつ私の感想を書いていきますね

主人公(ヒロ)と親友二人は冴えない3人組で、この一夏の出来事が無ければこの先の人生も細々と生きていくことになったかもしれませんが、仲間と一緒に努力することを学び、いろいろな登場人物と関わることで少しずつ成長していったことで、人生を自分の力で切り拓いていくことを覚えたのでした。

物語は
・主人公たち3人組
・壬生紀子
・有村由布子
等のクラスメイトの他
・妖怪ババア
・新聞配達のおじさん
等が良い味を出していて主人公たちの成長に一役買っています。

いくつかの出来事が同時進行で進んでいき、終盤にそれらが順に解決(終息)していく形です

①模試100位以内を目指して勉強
騎士団の「レディ」有村さんの願いで、彼女のために中学受験者用の模試で県内100位以内を目指して勉強をするという主人公たち。
しかしもともと勉強が苦手どころかまともに机に向かうことも出来ない彼らの勉強はなかなか進みません。「3人で勉強する」ことで楽しく取り組めることを発見する、など、大人からしたら当たり前のことも彼らが初めてそれに気づいた時の楽しげな描写は少年時代を思い出させられますね。

②児童失踪(殺害)事件の犯人捜し
もともとこれを目標に騎士団を結成したわけですが、なかなか手掛かりがつかめず難航します。
ヒロは何人か怪しい大人を容疑者としてピックアップしますが、調査の過程でその容疑者たちは見かけによらず皆良い人たちであることに気づいて行きます。少年たちは実際にその人たちと接することで「見た目で勝手に悪人扱いしていたこと」を恥ずかしく思い、少し大人になるのでした。
少年たちはその点素直で、私たち大人も見習わなければならないと感じます。シンプルなメッセージですが、
・見た目で決めつけない
・自分たちの過ちは素直に認めて改める
など、大人が忘れがちなことをストレートに伝えてくれています。


③学芸会での出し物~壬生紀子との恋~
この物語のヒロインは壬生紀子。有村さんではなかったと気づかされるのは物語の中盤です。
彼女はクラスの中でもはみ出し者で、クラスメートから嫌がらせを受けて学芸会の「ヒロイン」役にさせられてしまいます。ヒロは自分が「王子役」に立候補することで咄嗟に彼女を庇います。その時は依然自分を助けてくれた彼女をなんとなく庇っただけでしたが、ヒロが小さな勇気を手に入れたシーンとして、作中では結構好きな場面です。
 王子役とヒロインはダンスシーンがあるため、二人で練習の日々が始まります。これを通して二人の友情は深まり、いつの間にか恋心に発展するというこれまたシンプルな展開です。


①~③は終盤に向かって盛り上がっていくためそれぞれのお話の結末がどうなるのか、気になってどんどん読み進めてしまいますね。
これらの出来事を通して少年ならではの主人公たちの素敵な部分が描かれます

中でも一番グッとくるのは主人公たちの友情ですね
お互い欠点を抱えている友達を決して見下したり見放したりせず、良いところは認めあい、足りないところは補い合う姿から友情というのは損得で選ぶようなものでは無いと改めて気づかされます。最近は何でも「人脈」だとか「プライベートの充実」だとかいって「友達を選ぶ」ことが良いことであるような価値感が蔓延していますが、子供の頃はそんな卑しいことは考えていなかったと思うし、一緒に過ごした時間の長さや濃さが大切であって、相手の能力で測るものではないですよね

また、物語のテーマである「勇気」ですが
ヒロインである壬生紀子は作中最も「勇気」のある人物でしょう
クラスでいじめられても仲間外れにされても、負けない、信念を曲げない真っすぐな心を持っています。見た目やイメージでは彼女の内面は分からず、クラスメートは皆「容姿端麗」な有村さんを慕うわけですが、壬生はそれも見せかけであることに気づいていたし、それに気づかずに彼女の周りに集まるクラスメート達とも群れるつもりはなかったのですね。
③の展開でクラスメートから陰湿な攻撃を受けてもそれに負けずに結果を出すことでクラスメートたちを見返した彼女の姿を見て、ヒロたちは勇気というものを教えてもらったのでした。




少し著者の百田尚樹さんについて触れておくと、彼はこの作品を最後に小説家を引退すると宣言しており、本作にかなり思い入れがあるようで執筆中もツイッターで繰り返し作品について触れています。
中でもヒロインについては「作品史上最高のヒロイン」「私自身も惚れたほどの魅力的なヒロイン」と評しており、読後はその意味がよく理解できます。

ちなみに読んでいて主人公の少年の姿から百田さんを重ねてしまったのは私だけでしょうか?(;^_^A
少年っ気が妙にイメージに合うんですよね


大人になって勇気を忘れてしまった私たちも、この小説を読んで明日から少しの勇気を自分にブレンドし直してみたら、世界も少し違って見えるかもしれませんね

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